この記事は、FRONTIAのMisa(ミサ)が書き上げた新作の怖い話です。背筋がひんやり冷たくなる怪談・怖い話や都市伝説をお届けしていますので、ぜひご覧ください。
怪談ストーリー
大学時代の友人で佐伯というやつがいた。
特別仲が良かったわけじゃないが、同じゼミだったこともあって一応SNSでは繋がっていた。
彼が事故で亡くなったという知らせが届いたのは、卒業してすぐのことだった。
正直あまり実感はなかったけど、ふと思い出してSNSの友達リストを開いた。
そこにまだ佐伯のアカウントが残っていた。
「まあ、そりゃそうか」と思いながら、追悼の意味も込めてメッセージを送ろうとした。
でも、何も書けなかった。手が震えたわけじゃない。
ただ、なぜか入力欄が反応しなかった。
その日の夜、佐伯のアカウントからメッセージが届いた。
「久しぶり。また話そうと思ってた。」
背筋が冷たくなった。
気味が悪くなって、次の日にアカウントをブロックしようとした。
でもプロフィールを開こうとすると画面がバグる。タップしても何も起こらない。
ブロックどころか、削除もできなかった。
変だと思いながら放置していると、またメッセージが届いた。
「どうして消そうとしたの?」
しかも、なぜかそのメッセージには既読をつけた覚えがないのに“既読”マークがついていた。
さらに、こんな通知がスマホに表示された。
「佐伯さんが、あなたを“親友”リストに追加しました。」
そんな機能、聞いたことない。
恐怖を感じてスマホを初期化したが、数日後、また同じアカウントが“友達”として戻ってきた。
そして、こんなプロフィールに変わっていた。
「どこにいても、友達だよね。」
後日談
数ヶ月後、SNSの運営会社に問い合わせたが「そのアカウントは存在していません」と言われた。
でも僕のアプリには、まだ彼が“オンライン中”で表示されている。
先日、深夜にこんな通知が届いた。
「次に話すのは、“会ってから”だよ。」

今度は、“会いにきた”って通知が届くかもね



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