この記事では、FRONTIAのKay(ケイ)が世界中のトリビアや雑学、日常生活で役立つ豆知識やライフハック、便利な裏ワザ・小技をお届けします。ぜひご覧ください。
Kay’s ダイジェスト
青い卵って本当にあるの?

みんながスーパーでよく目にする卵は「白」か「赤茶色(赤卵)」がほとんどですよね。
ところが世界には、まるで絵本に出てきそうな「青い卵」が存在するのです。
その卵を産むのは、南米チリ原産の「アローカナ」というニワトリ。
アローカナは小柄でかわいらしいのですが、顔の両側に「ヒゲ」のような羽毛が生えているのが特徴的。
ちょっとユニークな見た目をしています。
なぜ青くなるの?色の秘密
卵の殻の色はニワトリの遺伝で決まります。
白い卵を産むのは「白色レグホン」、赤い卵を産むのは「ボリスブラウン」などの品種。
そしてアローカナの場合は、体の中で「ビリベルジン」という青緑色の色素が生成されます。
この色素が卵殻に入り込むため、卵が青色になるのです。
さらにすごいのは、殻の内側まで青みがかっていること。
赤い卵や白い卵の内側は白色ですが、青い卵は中まで色がついているので、割ったときに「おぉ!」と驚かれること間違いなし。
青い卵の味や栄養は特別なの?

「青い卵って、体にいいの?」「味が全然違うの?」と気になりますよね。
結論からいうと、栄養価は白卵や赤卵と大きな差はありません。
卵はもともと「完全栄養食」といわれるほど栄養豊富。
良質なたんぱく質、ビタミン、ミネラル、必須アミノ酸を含んでいます。
青い卵だからといって特別に健康になるわけではないのです。
ただし、多くの人が口をそろえて言うのが「黄身が濃くて、コクがある!」という味わいの違い。
これはアローカナが育つ環境やエサにも関係しているといわれています。
縁起物としての「幸運の卵」
青い卵は日本ではまだ珍しく、スーパーに並ぶことはほとんどありません。
そのため、ギフト用として扱われることも多いです。
特に「珍しいもの=特別な運を呼ぶ」という考えから、「幸運の卵」「縁起物」として結婚祝いやお正月、お祝いの席などで使われることもあります。
もらった人は「え!卵なのに青いの!?」と驚き、話題になること間違いなし。
食べ物としてだけでなく、サプライズ効果も抜群です。
世界での青い卵
実は青い卵を産むのはアローカナだけではありません。
アローカナの血を引いた「アメリカーナ」や「イースターエッガー」と呼ばれる鶏も青や緑っぽい卵を産みます。
特にアメリカでは、カラフルな卵が「イースター(復活祭)」の飾りとして人気。
自然に青や緑の卵があるなんて、なんだかおとぎ話みたいですよね。
この記事のまとめ
青い卵は、チリという国からきた「アローカナ」というにわとりが生む、とてもめずらしい卵です。
殻の色は「ビリベルジン」という色で、中まで青くなっています。
白い卵や赤い卵とくらべて、栄養はあまりちがいませんが、黄身がコクがあるといわれています。
日本ではあまり見られないので「しあわせの卵」とよばれて、プレゼントにされることもあります。
見た目がふしぎなだけでなく、しあわせな気持ちもこめられた、特別な卵なのです。

ちなみにこの青い卵の殻を使って、クラフトする人もいるわ
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